チューナーを使った三線の調弦方法
音楽経験が少なく耳に自信が無い人、音感がないと思っている人は、チューナーを使った調絃が確実です。
える・おきなわの取り扱う「チューナー」(初心者セットに付属しているものです)を参考に、
チューナーでの調絃を解説します。
原理は同じなので、他のチューナーをお持ちの方でも大丈夫です。
実際に使ってみると、音に反応しなかったり、全く違うアルファベットが表示されたりと、
アバウトな反応をすることがあります。
そんな時は慌てずに、 「テーン」とのばすだけではなく「テテテテテン」と連続的に弾いてみましょう。
または、チューナーに近づいたり離れてみたり、うまく音が拾えるように色々試してみてください。
チューナーにはクセがありますので、それを探し出すの も楽しいかもしれません(?)。
調絃は、絃を緩めるより巻きあげるほうが、音が安定するといわれています。
高くなりすぎた場合は、いったん合わせたい音より低い音まで絃を緩めてから、 カラクイを巻いくといいですよ。
そうすることで、カラクイを締めることができるので、巻き戻りも、ある程度防ぐことができます。
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線の調絃をC‐F‐C(男絃‐中絃‐女絃)に合わせてみましょう。
女絃を弾いたらチューナーが「B」を表示しました。Cよりも小さい英字なので、 音が低いということです。
「C」が表示されるまで、カラクイを少しづつ巻いていきます。
一気にたくさん巻いてしまうと、音がとても高くなったりするので、少しづつ巻いてくださいね!
カラクイを掴んだまま調絃をすると、手を離した時に音がずれていることがあります。
一度カラクイを棹にグッと押しこんで、手を離してから調絃をしま しょう。
![](https://el-okinawa.net/wp-content/uploads/2024/02/20240210111812.jpeg)
針が真ん中を指し、緑色のランプが点灯しています。
ぴったり合いました。
![](https://el-okinawa.net/wp-content/uploads/2024/02/20240210112145.jpeg)
次は中絃の調絃です。
「G」を表示しています。
「F」よりも大きい英字なので、音が高いということです。
「F」が表示されるまで、カラクイを緩めま しょう。
![](https://el-okinawa.net/wp-content/uploads/2024/02/20240210111906.jpeg)
必ずしも、緑色のランプが点灯するまで、
必死になって合わせる必要はありません。
三線にも個性があるので、それぞれの三線にあわせて微調整しましょう。
開放絃で男絃・中絃・女絃と弾いて「ド・ファ・ド」と聞こえ、
「合・乙・老・四・上・・・・・」と弾いてみて
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・・・・・」と聞こ えるならOKです。
毎日弾いていると、調絃はそれほどずれるものではないようです。
それでも、練習を始める前には調絃をしましょうね!
コメント
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